医療科学部地域貢献活動の一環として地域の高齢者の方々を対象とした第1回「健康アップ教室」を、令和6年6月1日（土）に南9号館で開催し、23名の方が参加されました。

　竹田学部長の挨拶から始まり、担当教員6名の紹介に続き、参加者の皆様にそれぞれ自己紹介をしていただきました。

　続いて、竹田学部長から『予防はなぜ必要？ 健康長寿の秘けつ！』と題した講義が行われました。竹田学部長の研究結果である具体的な数値を示しながら「人と人とのつながり」の大切さをお話しし、参加者の皆さんは熱心にメモを取られていました。

　この日は、全6回の「健康アップ教室」の初回として、ご自身の現状を把握していただく目的で「生活機能」調査としてアンケートの実施、「体力」として「握力」「4m歩行」「バランス」「椅子立ち上がり」の4つの項目について測定を行いました。その際、理学療法学科2年生5名と作業療法学科2年生3名が測定の補助を行いました。学生に励まされながら、参加者の皆さんは笑顔で取り組まれました。

　その後のクールダウンを経て、学生との交流の時間を楽しまれ、第1回の教室を終えました。

■参加した学生の声

・地域の方々と接して予防に努めることの大切さやコミュニティに参加することの大切さを学ぶことができました。

・臨床実習とは一味違う体験をすることができて楽しかったです。

・参加者の方々と話すのが楽しかったです。

・高齢者の方々とコミュニケーションが取れて、今後のためになりました。

学部長講義の様子

握力測定の様子

クールダウンの様子

学生との交流の様子