７月13日（木）の授業で、重症心身障害児者施設「にじいろのいえ」の栄養科主任 津田直子氏をお招きして「医療的ケア児の栄養管理の実際」と題した特別講演会を行いました。
　医療的ケア児とは、人工呼吸器や鼻から食事を摂るカテーテルなどの医療デバイスを装着して、日常的なサポートやケアが必要な子どもを言います。厚生労働省は「地域包括ケアシステム」の構築を推進していますが、医療的ケア児においても地域共生社会での療養生活が推進されています。今回の講演は、地域包括ケアの現場で求められる管理栄養士の役割を知り、今からスキルを磨いていくことが大切であること、そして他職種のスタッフ、患者とその家族から信頼され、選ばれる管理栄養士になって欲しい、という内容でした。様々な食支援ができる管理栄養士をめざす学生の、強いモチベーションアップに繋がりました。