生活環境学科は10月8日に「生き方は自分で決める」と題する講演会をオンラインで実施しました。講師は、フランスのバッグブランドVimodaの正規代理店として起業した伊佐治真美さんと、国内外のホテルや、「無印良品」のインテリアを手掛けている杉本貴志さんの事務所で10年間修業し、6年前に独立したインテリアデザイナーの橘谷勇さんです。当日は、オンライン視聴も含め、約300名の学生が聴講しました。
伊佐治さんは、大学を休学して美大に入り直したり、希望の会社に就職したものの退職したり、さらには国際結婚・起業・出産と波乱万丈の人生を語っていただきました。いつか学生自身が分岐点に直面した時に、「自分で決めると責任が取れる」、「ワクワクする方を選ぶ」という伊佐治さんからの言葉がきっと背中を押してくれることでしょう。
橘谷さんは、杉本さんの事務所での雑用業務が続き、折れそうな心をつなぎとめながらつかんだ担当案件に全力で取り組んだことが、次へのステップにつながったという内容でした。「良い環境を作ることが自分を成長させる近道、迷うよりチャレンジあるのみ」「いまからなら何者にでもなれる」と力強く語って下さいました。
山あり谷ありの人生を歩んできた2人だからこそ出てきた珠玉の言葉。きっと学生の心の奥まで響いたことでしょう。

教室ではリアルタイムで視聴

Vimodaのバッグを展示