学部学科トピックス
2024.11.30
理学療法学科
学生主体型「第4回健康アップ教室」を開催しました
11月9日(土)、「転ばないための体づくり(転倒予防)」をテーマに医療科学部地域貢献事業「第4回健康アップ教室」を開催しました。今回は理学療法学科3年生が5つのグループに分かれ、「自宅でできる転倒予防の取り組み」をテーマに1カ月以上検討した内容を実際に行う学生主体型で開催しました。この取り組みは、「健康増進とリハビリテーション」の科目の一環であり、在学中から実践的な地域貢献事業を学ぶことができる大変貴重な機会の一つです。
学生たちは参加者にとってわかりやすく、かつ安全に、そして楽しみながらできる体操について検討を積み重ね、本番さながらのリハーサルを教員立ち合いのもと入念に行いました。その甲斐もあり、当日は終始和気あいあいとした笑顔のあふれるイベントとなりました。
自分の出番が近づくと、やや表情がこわばり緊張する学生も見受けられましたが、参加者の方からのあたたかいご支援もあり、いざはじまってみるとハキハキとした口調でわかりやすく説明し、ときに笑いもあり、学生自身も楽しみながら取り組めました。参加者の方からは「学生と触れ合えてよかった。楽しかった。」と感想をいただき、学生からも「今回の実践を通して高齢者との接し方や介護予防事業の運営について体験することができ、とても貴重な機会であった。」と、実践型教育の重要性を認識した意見が聞かれました。
理学療法学科では、1年次より定期的にこうした地域貢献事業に参加しています。実践型の学びを通して、地域に求められ、多方面で活躍できる理学療法士の育成をめざしています。