学部学科トピックス

2024.08.21
理学療法学科 作業療法学科

「普通救命講習1」を医療科学部学生が受講

 8月5日から7日にかけて、理学療法学科と作業療法学科の1年生から3年生126名を対象に、名古屋市応急手当研修センター主催の普通救命講習1が開催されました。昭和消防署の講師3名をお招きし、それぞれ2時間半の講習会で心肺蘇生法(CPR)やAEDの使い方など、救命処置の基礎を学びました。
 講義では、心肺停止になった場合の初期対応の重要性や、注意点が丁寧に解説されました。実技講習では、一人ひとりが人形を用いてCPRやAEDを操作したほか、異物除去や止血法など様々な応急処置についても実践的な演習を行い、いざという時に慌てず的確に対応できるようスキルアップをめざしました。
 最初は戸惑っていた学生も、回を重ねるごとに大きな声で助けを呼び、自信を持って心肺蘇生やAED操作を行えるようになりました。医療を学ぶ学生として、医療現場だけでなく、日常で突然の事態に遭遇した際にも冷静に対応できるよう、救命の知識と技術を習得できたことは大きな収穫でした。