生活環境学科の建築設計意匠ゼミナールでは、産学協働として、同じ瑞穂区の西垣林業様の会議室を木質化するプロジェクトに参加しています。
今回は学生の提案による、壁面装飾部分の無垢杉材にえごま油を塗る作業と、福田啓次さんがデザインされた「森のけしき」と題された壁面を色漆喰で塗る作業を行いました。
漆喰班は鏝を持つのは初めてですが、漆喰九一様のご指導のもと、壁面をカラフルに彩り、また塗装班も組み立て前の愛知県産材の無節の杉を丁寧にオイル塗装していきました。
漆喰や杉、檜といった自然素材の匂いをかいだり、直接触れることで、本物の質感を五感で感じる大変貴重な経験となりました。2月末の完成予定で、装飾壁のほかにも学生がデザインした机、演台、司会台の設計・制作が進められています。

作業に入る前に左官職人さんである福田さんから漆喰について受講中

小さな鏝をつかって色漆喰を塗る学生たち

午前中の作業が終わって皆さんで記念撮影

製材ででた檜のおが粉をいれた漆喰を使って鏝塗りの練習です！

無節の杉材にえごま油を丁寧に塗り込んでいます