(株)ミノカンとコラボしました! ~参加学生インタビュー~(1)
(株)ミノカンとコラボし、ミノカン商品(佃煮)を使ったレシピを作りました。12月号からは、コラボ企画に参加した学生へのインタビューです。大学での授業や企業とのコラボについて、10の質問に答えていただきました!
参加した学生
家政学部 食物栄養学科※4年
山田 さん
※2019年4月、健康科学部 健康栄養学科に改組
―大学の授業について―
好きな授業、印象的な授業を教えてください。
調理をする授業が好きでした。調理をしながら、他国の料理、ライフステージや疾患別に適した料理について学ぶことができました。入学当初よりも食材に合った調理方法を理解できていたり、調理技術も向上したと思います。
授業で大変だったこと、やりがいを感じたことを教えてください。
大変だったのは「臨地実習」です。新型コロナウイルス感染症の影響により施設実習4週間全てはできず、一部学内で実施しました。臨地実習では、大学での授業だけでは理解することが難しいことを、限られた時間の中でたくさん学ばせていただきました。とても貴重な時間でした。その他に、実験や実習の授業を終えると手書きでレポートを作成する授業があります。授業の内容を復習して理解する大切な時間ですが、参考文献を自分で探すことなどがとても大変でした。週にレポートを作成する授業が何回かあると、他の講義の予習復習と並行して行うことが大変でした。
入学前に料理経験はありましたか?
食材を切ったり炒めたりと、基本的に母の料理を手伝う程度でした。
入学前後で大学の印象が変わったことはありますか?
大学生活をうまくやっていけるか不安でしたが、入学するとクラス分けがあり、クラス単位での授業が多く、たくさんの友達ができて今はとても楽しいです。
―(株)ミノカンとのコラボについて―
応募したきっかけは何ですか?
大学の授業「卒業演習」で私たちは、先輩方が研究されていた大麦糠パンをおいしく食べるための調理方法を検討をしていこうと考えていました。そこへミノカンさんとのコラボ企画で佃煮を使ったメニュー提案する話を先生から聞きました。私自身、高校生時代に大学でメーカーさんとのコラボがしてみたいと思っていたので、企画を聞いた時はとても嬉しかったです。3種類の佃煮それぞれ2品ずつ、そのうち1品は大麦糠パンを使用して提案させていただくことになりました。
大変だったところ・工夫したところ・こだわりを教えてください。
大変だったところは、おいしさだけでなく、彩りが良く、時間や手間がかからないように、佃煮の良さを活かして作ることです。完成した料理をパッと見て佃煮が入っていることがわかるように工夫しました。こだわりは、身近なスーパーで買うことができる食材で、複雑な工程がなく簡単に作ることができるレシピにしたところです。
企画を終えた感想を聞かせてください。
「レシピ考案」ということは想像以上に大変だと感じました。そのため、これから今回のレシピを誰かが活用し、おいしいと思ってもらえるのならそれ以上に嬉しいことはありません。仲間と取り組み、完成した動画を見たときには達成感を感じ、参加できてよかったと思っています。今回のコラボを通して、料理する人や食べる人のことを考えてレシピ考案することの大切さを学びました。今回の貴重な経験を生かし、今後は、自分が作りたい料理ではなく、相手のために相手が求める料理を作れるようになりたいです。
―最後に―
今後の目標を教えてください。
まずは管理栄養士国家試験合格です。そして、その後はたくさんの「おいしい」を届けることができるように頑張りたいです。
高校生へメッセージをお願いします!
大学は、たくさんの経験ができる場所です。機会があったら、たくさんのことに挑戦してみてください。きっと後悔することはないと思います。頑張ってください。